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初心者が運転で気をつけるべきことは?つまずきやすい4つの場面と克服のコツ

初心者マークが貼られた車を見ていると、懐かしく思うと同時に、

「自分もこんな場面で苦労したなー」

と思い返すことがあります。

私は免許を取得して10年が経過しますが、いまだに運転が上手とは思っていません。

ですが、初心者の方がつまずきやすい場面などは、ひと通り克服したつもりです

広い駐車場で何度も練習したのが懐かしいです(笑)

今回は、私の経験も含めて、つまずきやすいポイントと、克服のコツを伝授いたします!

特に気をつけるべき事にも触れながらご説明いたしますので、免許を取ったばかりの方はぜひ最後までご覧ください!

初心者が苦手とする場面は?

初心者ドライバーや長年運転していなかった方は、さまざまな場面で苦手意識を感じると思います。

全員に当てはまるものではないですが、比較的苦手と感じることが多い場面を、まずはご紹介いたします。

駐車場(バック駐車)

これは満場一致で同意していただけると思います。

私の中でも苦労した場面No.1に君臨します(笑)

初めてバック駐車する時は本当に緊張しますよね。

緊張と技術の低さが相まって余計駐車できなくなります。

慣れてしまえば造作もないことですが、免許を取ったばかりの方は、駐車が一番苦労する場面だと思います。

右折のタイミング

交差点などで右折のタイミングが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。

矢印式信号機の場合は、矢印が表示されるまで待っていれば良いですが、そのような信号機だけではないですよね。

右折専用レーンがある道路では、対向車線にも右折専用レーンがあることも多いですし、そんな場面では、右折車で直進してくる車が見えなかったりします

右折車と直進車の衝突事故はたびたび発生しますから、これに関しては初心者だけではなく、運転に慣れている方でも気をつけるべきであり、苦手意識を持っている方も多いです。

車線変更・合流

これも、初心者が苦手とする代表的な場面でしょう。

車が少ない道では車線変更などはしやすいですが、そうでない場合は、なかなか車線変更できないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これは慣れていても苦労する場面は多少あります。

ハンドルを切るタイミングが結構難しかったりしますよね。

トンネルの走行

初心者ドライバーに多い気がしますが、トンネルに入った瞬間に一気にスピードが落ちる車をよく見ます。

これは心理的な要因も絡んでくるので、初心者の方だけに限った話ではないですが、一気に減速してしまうのは危険です。

特に初心者の方は、ただでさえあまり運転に慣れていないのに、そこに心理的な要因が加わってしまうことで、トンネルでのスピードが安定しない傾向があるようです。

苦手意識を克服しよう

上記のような場面は、運転に慣れている方でも難しいことがありますが、練習すれば少しずつ慣れていきます。

しかし、何事もそうですが「実践」に勝るものはありません。

もちろん練習も大事ですが、練習した内容を実践していくことで、運転はメキメキ上達します。

駐車の練習

皆さんも一度はやったことがあると思いますが、まずは大型店舗等の広い駐車場でバック駐車の練習をしましょう。

もちろん、左右に車がない場所です。

いきなり他人の車の横にバック駐車するのはハードルが高いので、車が停められていない所で練習します。

白線内に入れられるようになったら、今度は自宅の駐車場などで実践してみます。

一度白線内に停められるようになると、何となく感覚が分かってきます。

何回切り返しても良いので、白線からはみ出さないように駐車できるようになりましょう。

正直な話、バック駐車に関しては慣れるしかないと思っています。

サイドミラーを見ながら、ボディが障害物などに接触しないか確認しながら駐車します。

最近の車は、バックモニターが搭載されている場合も非常に多いですので、そういったものも活用しながら練習してみてください。

車幅感覚を掴んでくると、すんなりできます。

車が停まっていない駐車場

右折時のポイント

右折に関しては、正面衝突の事故につながる可能性もゼロではないので、慎重に行う必要があります。

矢印が出る場合は、それに従って右折すれば大丈夫ですが、そうでない場合は、注意しましょう。

ある程度慣れてくると、対向車の車間距離を見て右折しても大丈夫か、そうでないかは判断できるようになりますが、慣れないうちは、車の流れが途絶えてから右折するのが無難です。

免許を取得したばかりの方が、仮に右折で戸惑っていても、初心者マーク(若葉マーク)が貼ってあれば、大抵の人は大目に見てくれます。

初心者マークを付けた車に対して、急かすような行動をとる運転手は、はっきり言って「人間性に難あり」なので、気にしなくて大丈夫です!(笑)

コツとしては、右折の際はできるだけ前に出ましょう。

ただ、前に出過ぎると直進してくる対向車の邪魔になってしまうので、邪魔にならないところまで前に出るようにします。

車幅感覚が身に付いていないと、自分は前に出ているつもりでも、意外と出ていなかったりします

これに関しても、車が少ない駐車場などで、どれくらい前に進めば目標の位置まで行けるのか、白線などを目印にして練習してみると良いでしょう。

右折の際のコツ

車線変更・合流時のコツ

おそらく初心者ドライバーが最も恐怖を感じるのが車線変更と合流でしょう。

タイミングさえ掴めれば難なくできますが、そのタイミングを理解するのがなかなか難しかったりしますよね。

車線変更と合流はとにかく焦らないこと!

焦ってしまうと大変危険ですので、平常心で運転することが大切です。

車線変更や合流をしたい場合は、自分の横に車がいないことを必ず確認し、サイドミラーで、すぐ後ろに車がいないことも確認しましょう。

そして、死角に車がいないことも確かめなければなりません。

後部座席のドアあたり(死角)を走行している車は、サイドミラーには映りません。

特にバイクは見落としがちなので気をつけてください。

必ず目視での確認が必要です。

一瞬で良いので、チラッと斜め後ろを確認しましょう。

基本的に、車線変更や合流を行う際は、3〜5秒前には方向指示器を出し、車線を変えるという意思表示をします。

交通量が多く、真横に車がいる場合は、横の車が自分を追い抜いていくタイミングで方向指示器を出します。

そうすると、後ろの車は少し減速して入れてくれることが多いので、サイドミラーと目視で安全を確認し、ゆっくりとハンドルを切り、車線変更ないし合流します。

入れてもらった際は、「サンキューハザード」などで感謝を伝えるとなお良しです。

ただし、人によっては方向指示器を出しても入れてくれない場合もなきにしもあらず。

指示器を出してサイドミラーを確認しても、どんどん車が近づいてくるなんてことも。

こんな時は、無理をして入ってもトラブルや事故の原因になる可能性もありますので、その車が過ぎ去った後に再度チャレンジしましょう。

合流

トンネル内走行のポイント

冒頭でお話しした通り、トンネルを走行する際にスピードが落ちてしまうのは、心理的な要因も関係しています。

初心者の方は特にその影響を受けやすいです。

トンネルは周りが密閉されている為、閉塞感を感じやすくなっています。

その影響で、道幅も狭く感じてしまう事も多く、自然とアクセルを踏み込む力が弱くなります

加えて上り坂になっている場合は、減速してしまう現象が顕著に表れます。

閉塞感によるアクセルを踏み込む力の減衰上り坂による速度の減少が相まって極端にスピードが遅くなることが多いです。

交通の流れを妨げない程度であれば大丈夫ですが、自分が先頭の場面では注意が必要です。

急に減速してしまうと、後続車から追突される危険性があります。

何度かメーターを見て、極端に減速していないか確認してみましょう。

車の流れを保つ為には、ある程度速度を維持しなければならないこともありますので留意してください。

トンネル内の走行

他に気をつけてほしい点

初心者の方が苦手意識を感じやすい4つのポイントを解説しましたが、これら以外にも、特に初心者ドライバーには気をつけていただきたいことがあります。

苦手を克服するためにも、プラスαを身に付け、運転技術を向上させましょう!

標識の見落とし(進入禁止)

進入禁止の道路

たまにですが、進入禁止の標識を見落とし、一方通行を逆走している車を見ることがあります。

これは非常に危険ですし、違反なので点数が引かれてしまいます。

普段乗り慣れている道であれば、このような間違いは起きにくいとは思いますが、初めて行く街では気をつけていただきたい点です。

左折して細い道に入ろうと思ったら一方通行だった、なんてことがたまにありますので注意してください。

実は「進入禁止」は、標識を見なくても判断できる方法があります。

一方通行になっていて進入禁止の場合、道路の端から端まで停止線が引かれています

上の写真のように、分かりやすく標識が設置されていれば良いですが、そのような道だけではありません。

ちなみに、上の写真も端まで停止線が引かれていますよね。

標識の位置がわかりにくい場合などは、停止線で判断すると良いです。

停止線が端から端まで引かれている場合は「進入禁止」、途中で途切れている場合は「進入OK」と覚えておくと非常に便利です。

進入禁止
進入OK

夜間の事故を防ぐ

夜の運転

夜間は、昼間よりも注意を払って運転するようにしましょう。

昼間と比べて交通量も少なくなる為、普段よりもスピードを出してしまう傾向があります。

また、夜は視認性も悪く歩行者を見落としやすいので、スピードを出し過ぎていると重大な事故を起こしかねません。

ある程度慣れるまでは、昼間より注意を払って車に乗るようにしてください。

対向車がいない場合は、ライトをハイビームにして歩行者などがいないことを確認することも大切です。

人が多い道では接触事故に注意

人通りが多い道

人通りが多く、狭い道では、より一層注意しながら運転しましょう。

特に初心者のうちは、車幅感覚が身に付いていない為、走行車線の左側に寄ってしまうことが多いです。

通学路など、人通りが多い道で左側に寄りすぎてしまうと、歩行者との接触事故を起こしてしまう可能性があります。

サイドミラーを見ると、どれだけ左側もしくは右側に寄っているか分かりますので、人がたくさん通る道を走行する際は、都度サイドミラーを確認しつつ、自分がどの辺を走行しているか把握しましょう。

まとめ

初心者ドライバーにとっては、普段の街乗りの中でもたくさんの試練があります。

しかし、その試練は慣れれば誰でもクリアできるものばかりです!

カーライフを楽しむ為にも、ひとつひとつ克服していきましょう。

最初は誰でも初心者

上手くできないからといって、落ち込む必要は全くありません。

誰もが最初は初心者であり、経験を積むと必ず上達していきます。

要は慣れです。

怖いからといってあまり運転しないと、なかなか上達しません。

初心者マークを付けて運転すれば、周りのドライバーは配慮してくれます

右折や車線変更などで戸惑っていても、周りがサポートしてくれますので安心してください。

同乗者に指導してもらう

自信がない方は、経験が長い人に同乗してもらい、指導を受けるというのも一つの手です。

親や兄弟、知り合いに頼み、チェックしてもらいましょう。

曲がるタイミングやコツなどを教えてもらい、その後に一人で復習します。

自分では気付かなかった点を指摘してもらい、運転に磨きをかけましょう!

危険なポイントを把握

どの地域でも、特に注意しなければならないポイントというものが1つは存在すると思います。

見通しが悪い交差点、非常に狭い道など、頭に入れておいたほうが良いことがあります。

経験を積めば、なんとなく分かるようになりますが、最初のうちは家族などに聞いて、特に注意すべき箇所などをチェックしておきましょう。

それが分かっているだけでも、運転のしやすさは格段に向上します。

事前に注意ポイントを知っていれば、その道を通るときにも慌てずに済みますし、事故を未然に防ぐことにもつながります。

最後に

バック駐車や右左折、車線変更・合流などがスムーズにできるようになれば、少しは気持ちに余裕を持てると思います。

しかし、運転というものは、慣れた頃が一番危険です。

慣れるとついついスピードを出しすぎたり、注意力が散漫になったり、確認を怠ったりします。

どんな時でも「初心を忘れるべからず」です。

常に周囲に気を配り、驕るようなことは決してないようにしてください。

ぎこちない運転が許されるのは、初心者の特権です。

免許を取得してから1年間は若葉マークを貼ることが義務付けられていますが、これを貼っている間に、ここまで述べてきたような、つまづきやすいポイントを全て克服してしまいましょう

もちろん、その際に戸惑ってしまっても問題ありません。

前述した通り、大抵の人は配慮してくれて、運転しやすいように道を譲ってくれたり、駐車場でなかなか車を入れられなくても待っていてくれます。

ですので、堂々と運転をして大丈夫です。

いろいろと書きましたが、初心者がつまづくポイントというものは、ほとんどが経験不足からきているといっても過言ではありません。

驕らず、焦らず、常に平常心で運転を重ねていけば、必ず上達します。

自分にはできない、なんて思わずに何度もチャレンジし、克服して楽しいカーライフを送れるようになりましょう!