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タイヤの溝に挟まった小石は除去すべき?正しい対処法と異物がもたらす影響とは

運転中に下からカタカタ音がする!

こんな経験はありませんか?

車を見ても問題はなさそうだし、異常を知らせるランプも点滅していない…

そんな時は、もしかするとタイヤの溝に挟まった小石のせいかもしれません!

車のメンテナンスはしっかり行う方でも、見落としがちのようです。

鋭利な石が挟まっていると、時と場合によっては事故につながる可能性もあります。

この記事では、タイヤに挟まった小石の対処法と、危険性について解説いたしますので、この機会にぜひ確認してみてください!

小石による影響は?

日常生活では、少なからず砂利道を走行することもありますから、完全に防ぐというのは、あまり現実的ではありません。

ですが、挟まった場合は見つけ次第除去することが、タイヤ、ボディの為にも大切になってきます。

ここでは、影響を詳しくみていきます。

走行中の異音と不自然な振動

小石がたくさん挟まった状態で運転していると、下からカタ、カタ、カタと音がすることがあります。

これは道路と石がぶつかっている音です。

加えて、不自然な振動を感じることがあります。

この状態で長時間運転するのは、決して気持ちの良いものではないですし、放置していると、タイヤに刺さり、自分では除去できなくなる場合があります

タイヤに刺さった小石

タイヤパンクの危険性

タイヤは厚みもあり、ある程度頑丈にできているので、刺さったからといって必ずパンクするというわけではありませんが、刺さる場所によってはパンクする可能性があります。

タイヤはでこぼこしていますが、地面と接する面に刺さっている場合は、パンクする可能性は低いです。

ですが、溝(よく小石が挟まる箇所)の場合は、パンクの可能性が高まります

いずれにせよ、刺さっている場合は、どの箇所であっても早めに除去するのが賢明です。

パンクしたタイヤ

飛び石によるボディ・ガラスの破損

私は、この飛び石のリスクを一番感じています。

溝に挟まった小石は、走行中のタイヤの遠心力で取れることも多いです。

自分の車にとっては良いでしょうが、後ろや近くを走行している車にとってはどうでしょうか?

飛び石による傷のリスクが増大です。

高速道路などを走行している場合は特にリスクが高まります。

ただの小石と侮ることなかれ

80km/h以上でボディやフロントガラスにぶつかるわけですから、その威力は相当です。

私の車にも、飛び石による傷がバンパーとフロントガラスにあり、よく見ると結構深くえぐられています。

ご自分の車も大切ですが、他人の車に迷惑をかけないよう、見つけ次第取り除くようにしましょう。

一種のマナーのようなものです。

飛び石によるガラス破損

どうやって除去する?

ここからは、除去方法のご説明です。

身近にあるもので除去できる場合が多いですので、いま一度ご自分の車を確認してみましょう。

細かいものは水洗いで除去可能

表面に付いた細かい石は水洗いしてブラシ等で擦ると簡単に落とすことができます。

溝の奥まで入り込んでいない場合も、ブラシで取り除くことができますのでおすすめです。

水洗いできない、ブラシがない、という場合は、濡れたタオルで拭くだけでも、ある程度落とすことが可能です

タイヤを洗う

マイナスドライバー等を使う

溝にすっぽり挟まってしまっている場合は、マイナスドライバーなどの先が細い工具を使用しましょう。

なるべくタイヤに傷をつけないよう、丁寧に取り除きます。

自宅等の鍵で代用している方もいらっしゃるみたいです!

ただし、先端が鋭利なものをガリガリねじ込むと、逆にタイヤを傷めつけてしまうので、なかなか取れないからといって、無理矢理差し込むのは絶対にやめましょう

どうしても取れない場合は、ディーラー等でみてもらうことをおすすめします。

小石の除去

刺さっている場合は専門店へ!

刺さっている箇所を発見した際は、無理して取り除こうとせず、必ずディーラー等の車専門店にみてもらってください

パンクしている可能性も否定できません。

パンクはバースト(タイヤの破裂)と違い、少しずつ空気が抜けていきますので、意外と気付かない場合も多いです。

いつの間にかパンクしている、なんてこともありえますから、必ず専門店で確認してもらいましょう。

専門店でのメンテナンス

タイヤの状態によって変わる?

どんな場面でも小石が挟まる可能性はありますが、タイヤの状態や種類によっても、挟まりやすさが変わってきます。

ここでは、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤ、新品と劣化したタイヤで比較してみましょう。

ノーマルタイヤの場合

比較的小石は挟まりにくいです。

ですが、溝の幅が大きい分、大きめの石が挟まることもあります

鋭利な石が挟まるとパンクにつながる恐れや、飛び石の原因にもなりますので、見つけた場合は早めに除去しておきましょう。

ノーマルタイヤ

スタッドレスタイヤの場合

ノーマルタイヤと比較すると、細かい溝がたくさんある分、小石が挟まりやすいです。

加えて、ガラスなどの異物も入り込みやすいので注意が必要です。

放置したままにしておくと、異物がめり込んでしまい、タイヤの劣化につながる場合もあります。

スタッドレスタイヤの場合、小石の除去が少し難しかったりするので、そんな時は専門店で除去してもらいましょう。

スタッドレスタイヤ

新品のタイヤ

新品は溝が深いので、小石や異物が入り込みやすいです。

異物を放置していると、せっかくの新品タイヤの寿命を短くしてしまいますので、定期的にチェックしてみましょう!

新品のタイヤ

劣化しているタイヤ

年数が経過して、溝が浅くなっているタイヤは、挟まることは少ないと思われます。

ですが、逆に鋭利な小石やガラスなどが突き刺さり、パンクする可能性が高まります。

異物が突き刺さっている場合は、なるべく早く専門店で点検してもらってください。

劣化したタイヤ

まとめ

意外と確認が疎かになりがちなタイヤ周り。

当然ながら、車全体を支えているのは4本のタイヤです。

しっかりメンテナンスをすることで、安全運転につながることは言うまでもありません。

周りに迷惑をかけずに運転しよう

前述いたしましたが、タイヤの異物は自分の車にも影響を及ぼしますが、他人にも迷惑がかかります

飛び石によってガラスが破損したり、ボディの塗装が欠けたりと、良いことは何もありません。

特にガラスは飛び石が直撃すると、結構凄い音がして、最悪の場合ヒビが入ってしまいます。

皆さんが気持ち良く運転するためにも、一人一人の心がけが大切です。

神経質になる必要はない?

ここまで小石の危険性について、あれこれ述べてきましたが、だからといって神経質になりすぎる必要はありません

普段の街乗り程度であれば、そこまで速度も出ていないため、飛び石が車に直撃するということは滅多にありませんのでご安心を。

1週間に1回程度、自宅の駐車場などで異物が挟まっていないか、サッとチェックする程度で大丈夫です。

簡単に取れそうであれば、除去しておきましょう。

ただし、刺さっている場合は別です。

何度も言っていますが、速やかに点検してもらうことが大切です。

ちなみに私は、車の中に小石を除去するためのマイナスドライバーが置いてありますので、気付いた時に小石を除去するようにしています。

特に高速道路を利用する際は、出発する前にタイヤに異物がないかチェックしています。

ドライバーは簡単に購入することができ、価格も安いですから、1本持っているだけでも便利です。

最後に

タイヤというものは、運転の安全性に直結してきます。

面倒と思っても、少し気を使うだけでも、安全性は変わってきます。

ご自分の為だけではなく、他人のことを考えることにより、快適な運転ができますので、ぜひ一度タイヤ周りも含めて、車の環境を見直してみてくださいね!

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