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洗車の正しい順序・回数をまとめて解説!効率が上がるやり方と適切な頻度とは

皆さんは、洗車を行う際どの部分から取り掛かっているでしょうか?

または、どれくらいの頻度で行っているでしょうか?

実は洗車には、効率の良い順番・正しい頻度というものが存在します。

ここを間違ってしまうと、車を痛めつけることにもつながってしまいます。

今回は、愛車を長持ちさせる為にも、効率がよくなる順序・回数をご紹介したいと思います!

まずはタイヤ周りを綺麗に!

タイヤ洗浄

初めに順序について説明していきます。

まずはホイール・タイヤから始めましょう。

最後にタイヤ周りを洗うという方もいらっしゃると思いますが、これはあまりおすすめしません。

ホイールやタイヤの汚れを最後に落とすと、水がボディに飛び散り、せっかく綺麗にした部分に再度汚れが付着してしまいます。

特に汚れがひどいと思った際は、必ずタイヤ周りの洗浄から始めるようにしましょう

この部分は10〜15分程度で行うことが可能です。

タイヤハウス

タイヤハウス

まずは、タイヤハウスを洗っていきましょう。

タイヤハウスとは、4本のタイヤが収められている空間のことを言います。

泥はねなどが付着しやすい場所になりますので、まずは水で綺麗に洗い流してください。

ブラシで擦ると綺麗にすることができます。

ホイール

次にホイールを洗っていきます。

ホイールトニックなどもありますので、ぜひ活用してください。

鉄粉が付着しやすいので、鉄粉除去成分が入っているものを選ぶと綺麗になります!

タイヤ

最後にタイヤです。

専用のシャンプーもありますが、初心者の方にはあまりおすすめしません

洗い残しがあると傷んだりしますので。

水を流しながらブラシで優しく擦っていくと、思っている以上に綺麗になります。

柔らかいブラシを買って、水洗いするのがおすすめです。

基本は上から下!

タイヤ周りが終わったら、ボディに移ります!

家のお掃除などでも言えることですが、洗車の基本は、上から下へです

家の掃除と同様です。

この基本を守ることが、効率を上げる第一歩となります。

まずはシャンプーを泡立てる

バケツに水とシャンプーを入れ、しっかり泡立ててください

泡立てずに行うと、傷が着く可能性が非常に高くなってしまいます。

面倒に思っても、この工程を飛ばさないようにしましょう。

たっぷり水をかける

いきなりシャンプーで洗ってはいけません

まずは、たっぷり水をかけてあげましょう。

表面の汚れを洗い流すとともに、汚れを柔らかくします。

また、気温が上がっている時はボディの表面も熱くなるため、シャンプーがすぐに蒸発してしまいます。

表面を冷やすためにも、まずは水をかけます。

ルーフ(天井)

水をかけたら、まずはルーフ(天井)を洗いましょう

この時、脚立があると便利です。

しっかり泡立てたシャンプーをスポンジに含ませ、撫でるように滑らせていきます。

ルーフは日光の影響を受けやすいため、汚れが定着している場合が多いです。

だからと言って、強く擦ってはいけません

なかなか汚れが取れない場合でも、優しく擦るようにして洗っていきます。

窓ガラス

お次は窓を洗います。

水垢がこびりついていない限りは、比較的簡単に汚れを落とすことができます。

窓は全てこの段階で洗ってしまいましょう

ボンネット

ボンネットについては、RR(リアエンジン・リアドライブ)などの場合を除き、下にエンジンがありますので、温度が上がりやすくなります

シャンプーが蒸発しそうな時は、適度に水をかけながら洗車すると良いです。

トランク

ボンネットを洗ったら、トランクに移ります。

同様に優しく撫でるように洗っていきましょう。

エンブレムやロゴがあり、細かい部分に汚れがたまりやすいので、その部分も重点的に洗うと見栄えが良くなります。

サイド(ドア)

ドア部分というのは、泥はねなども付着しやすいですし、特にドアノブには結構汚れがたまります。

泥はねなどは、強く擦るとビーっと線傷が入りますので、気をつけてください。

バンパー

最後はフロントバンパー、リアバンパーです。

上から下に流れ落ちてきた汚れも含めて、全て綺麗に洗っていきます!

虫の死骸なども付着しやすいので、丁寧に取り除いていきましょう。

大量の水で洗い流す!

ボディを一通り洗い終わったら、洗剤を洗い流します。

これでもか!というくらいかけてください。

隅々まで洗い流す

この時、シャンプーが残らないよう気をつけてください

蒸発すると白いシミになってしまいます。

結構目立ちますので、丁寧に水をかけていきましょう。

シャンプーが残りやすい場所

サイドミラーの隙間やワイパー部分はシャンプーが残りやすいです。

洗車後に車を走らせていると、ポタポタと水が垂れてくることがありますので注意しましょう。

そのまま放置していると、後に落とすのが面倒になります。

洗車後の拭きあげ

最後にマイクロファイバータオルなどでボディを拭きあげていきます。

実はこの拭きあげ作業が一番大切です。

タオルはこまめに洗う

拭きあげの際に、いろんなところを拭いていると、タオルが汚れていきます。

そんな状態で拭くと傷の原因になりますので、汚れてきたなと思ったら、こまめに水で洗いましょう。

また、タイヤ周りとボディで使用するタオルは必ず分けるようにしてください。

時間をかけすぎない!

拭き取る際に時間をかけすぎると、水がどんどん蒸発してしまい、シミの原因となってしまいます。

水道水にはカルキが含まれており、時間が経つと白いシミに変わります

こうなると落とすのが面倒なので、素早く拭き取ることを心がけましょう。

色ごとの正しい洗車回数

ここからは、どれくらいの頻度で行うべきかご説明します。

さまざまな要因によって変わりますので、一度ご自分の車を確認してみましょう!

まずは色別の解説です。

ブラック系

黒い車

ブラック系の車は非常に汚れが目立ちやすいです。

雨が降った後や遠出をした後は汚れが目につきます。

経験上、黒い車は太陽光の熱を集めやすいため、汚れを放置しているとすぐに定着してしまい、落としにくくなってします(汗)

濃い色の車の場合は、約2週間に1度をおすすめします。

白やシルバー系

白い車

白やシルバーの車は、ブラック系に比べると汚れは目立ちにくくなります。

ですが、目立ちにくいからといって汚れを放置していると、くすんだような色になってしまうので注意が必要です。

また、タイヤ周りの泥はねなどは目立ちやすくなっています。

3週間〜1ヶ月に1回程度は行いたいところです。

保管場所による違い

車というものは、保管する場所によっても汚れ具合が変わってきます

一種の目安として、保管方法による違いもご説明します。

青空駐車

駐車場

2週間に1回の洗車をおすすめします。

屋外の場合、紫外線やホコリ、雨から車をガードするものが何もないので、汚れやすい傾向があります。

汚れが付着した状態で長期間日光に晒されると、非常に落ちにくくなってしまいますので気をつけましょう。

カーポート

カーポート

自宅にはカーポート(屋根付きの簡易的な車庫)があるという方も多いのではないでしょうか。

カーポートは小雨程度であれば車を守ってくれますが、横殴りの雨や大気中のホコリの影響は受けてしまいます。

汚れ具合にもよりますが、3週間〜1ヶ月に1度がベストかと思います。

ガレージ

ガレージ

ガレージを所有している方は少ないとは思いますが、ガレージの場合は雨やホコリ、紫外線の影響はほとんど受けません。

ですので、1ヶ月〜1ヶ月半に1度で十分と言えます。

季節による違い

ここでご紹介する季節の汚れというものは、色や保管場所に関係なく、すぐに落とすのがベストです。

放置していると、車に深刻なダメージを与えることもありますので注意してください。 

黄砂や花粉(春)

4月から5月にかけて、黄砂や花粉によって車が汚れやすくなります

特に花粉は水に濡れると粘着力が増すため、花粉が付着した状態で小雨が降った場合などは注意しましょう。

ボディに丸いシミができてしまい、落とすのが困難になったりします。

黄砂や花粉が車にうっすら積もっている場合は、水で勢いよく流すと落とすことができますので、こまめに車の状態をチェックしてみましょう。

鳥のフンや虫の死骸(夏)

これは「夏」の欄に入れましたが、季節に関係なく、付着したらすぐに取り除いてください

はっきり言って鳥のフンだけは除去するまでの時間が勝負です。

特に、夏場に放置していると、簡単に塗装が劣化したり剥げたりしますので注意が必要です。

また、虫の死骸についても、なるべく早く取り除くようにしましょう

夏はレジャー目的で遠出したりする機会も多くなると思いますが、高速道路などを利用すると、サイドミラーやバンパー周りが虫だらけになります。

ぶつかった虫からは体液が飛び出ますが、その体液というものはボディの塗装を劣化させるものなので、できるだけ早く除去することをおすすめします。

落とし方は別記事でもご説明しておりますので、参考までにご覧ください。

融雪剤(冬)

雪が降らない地域は別かもしれませんが、雪道を走行した後は洗車をおすすめします。

特に、高速道路を走行した際は、ドア部分や下回りが融雪剤だらけになります。

この融雪剤というものがなかなか厄介で、放置していると車が錆びてしまいます。

経験のある方ならわかると思いますが、冬に高速道路を利用した場合、ドア部分は真っ白になります。

そんな場合は必ず洗車してください

ガソリンスタンドの洗車機には、下回り洗浄がついていますので、それを利用すると便利です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

季節や時間帯によっても効率が変わってきますが、ここまで書いてきた順番で行うと、効率よく、そして綺麗にすることができます。

私も大抵この順番で行っていますので、手洗いをする方はぜひ参考にしてみてください!

順序のおさらい

基本的には、

タイヤ周り→ルーフ→窓ガラス→ボンネット→トランク→サイド→バンパー

の順で行えば間違いはありません。

このように行うことで汚れを効率的に落とし、なおかつ時間短縮に繋がります。

ベストな頻度

回数に関しては、1ヶ月に1回はがベストでしょう。

1ヶ月程度であれば、雨やホコリによる汚れは、ほとんど落とすことができます。

どんなに忙しくても、最低でも3ヶ月に1回は行いたいところです。

また、前述の季節の汚れも考慮してください。

花粉や鳥のフン、融雪剤をそのままにしておくと、甚大なダメージを与えます

「1ヶ月に1回」+「季節ごとの汚れが付着した際」に行えば、常に綺麗な状態を保つことができます。

私は、2週間に1回は必ず洗車しています。

車を購入してから5年以上経過していますが、点検等でディーラーに持って行くと、褒められるほど綺麗にしています。

そこまでやる必要はないとは思いますが、定期的に車を綺麗にすることによって、圧倒的に車両本体の寿命を伸ばすことができますよ!!

注意点

タイヤ周りに使用したスポンジでボディを洗うのは厳禁です。

スポンジを使用したい方は、それぞれ分けてください。

全ての箇所で同じスポンジを使うと、めちゃくちゃ傷が付きますので注意です。

また、過度な洗車も避けてください。

やりすぎは、逆に車にダメージを与えてしまいます

何度もスポンジで擦ると細かな傷が付いてしまいますので、ないとは思いますが、毎日洗うということは避けるようにしましょう。